肥後すっぽんもろみ酢の成分・もろみ酢とは?
肥後すっぽんもろみ酢は、すっぽん、もろみ酢が主原料。様々な健康成分を含有したサプリメントです。
すっぽんはすっぽん鍋でおなじみの食材。コラーゲンなどの栄養素が多く含まれ、お肌への美容効果があることが広く知られています。一方、もろみ酢になると、「聞いたことがない」という人も多いのではないでしょうか。
もろみ酢というのは、沖縄の名産品として知られる「泡盛」の酒粕(さけかす)から作られます。ただ、その製造方法は様々で、原料によってもいくつかの種類に分けられています。
そもそも「もろみ」というのは、お酒を製造する時にできる酒粕の残りかすのこと。もろみ酢はさらにそこからアルコールを抜いたものです。
日本酒や各種焼酎からももろみはできますが、もろみ酢(あるいは、もろみから抽出される清涼飲料水)には「もろみ酢の表示に関する公正競争規約及び施行規則」という規定があり、そこで「もろみ酢」と表示してもよい製品が細かく決められています。
それによると、もろみからできる清涼飲料水の種類は以下の通りです——
・琉球もろみ酢
・もろみ酢
・天然発酵クエン酸飲料
・クエン酸飲料
市場に出回っている「もろみ酢」は、上記の規定条件を満たしている飲料を指します。
このうち、肥後すっぽんもろみ酢に配合されているのは琉球もろみ酢。単式蒸留しょうちゅう泡盛の蒸留粕を、圧搾・ろ過したものです。
琉球もろみ酢の元となる泡盛は以下のような製造過程を経て作られます——
1)洗米
2)浸漬
3)蒸し
4)黒麹菌の種付け
5)もろみ(泡盛にするためのアルコール発酵)
6)蒸留(ここで酒粕が生成)
7)熟成(泡盛が完成する)
この製造過程の中の6番目で、もろみを蒸留してアルコール分を抽出していきます。上述したように、この時残った絞りかすが「もろみ酢」の原料である「酒粕」というわけです。この酒粕を圧縮すると、茶色の液体が出るのですが、これが「もろみ酢」となります。
実は近年に至るまで、泡盛の酒粕は捨てられたり、家畜の餌になることが多かったのです。
しかし、もろみ酢に対する研究が進み、美容などの効果が広く知られるようになってからは、「もろみ酢」として商品化されるようになりました。
絞りかすといっても栄養分はたっぷり。肌のコンディションや体調をしっかりと整えてくれます。
肥後すっぽんもろみ酢にはアミノ酸がたっぷり
もろみ酢の特徴のひとつは、アミノ酸がたっぷり含有されている点。
アミノ酸は、以下のように体内で生成できない「必須アミノ酸」9種類と、体内で生成することが可能な「非必須アミノ酸」11種類に分かれています——
●必須アミノ酸
・リジン
・ヒスチジン
・フェニルアラニン
・ロイシン
・イソロイシン
・メチオニン
・バリン
・スレオニン
・トリプトファン
●非必須アミノ酸
・アルギニン
・チロシン
・アラニン
・グリシン
・プロリン
・グルタミン酸
・セリン
・アスパラギン酸
・シスチン
・ヒドロキシプロリン
もろみ酢には、この必須アミノ酸と非必須アミノ酸の合計20種類が全部含有されています。
肥後すっぽんもろみ酢はこのもろみ酢をたっぷり含んでいるほか、やはり栄養価の高いスッポン、中華料理の高級食材として知られるツバメの巣も配合。お肌の美容効果、そしてダイエット補助効果が期待できます。